$399のemachinesのwindowsを返品。ほとんど1割引。。

 

98年の12月に私の彼氏のPCにおきた問題に対処するために新品のPCを買いました。彼はwindows95とLinuxのデュアルブートのPCを持ってたんだけどwin95のフォントまわりにトラブルがあってwindowsを再インストールするはめになりました。windowsを再インストールするとwindows95はLinuxでつかっていたパーティションまで消してしまいましたブートセクタだけじゃなくて彼の2ヶ月間かかった学校のレポートも消してしまったのです(どうにかレポートはうまくいきました)

私がPCを買おうと決めたポイントはLinuxのサーバーにするためでした。そうすれば大事なデータも安全に保管できるし。彼氏のPCはゲームに使われるはずでした(なんでもっといい3DFXカードをつかわないの?)。私は地元のお店を何件か新サーバーを探してまわりました。そして一つの問題につきあたりました。誰もLinuxをプレインストールしたPCを売ってくれないのです。彼らはOSなしのPCすら売ってないのです。そして字もとのお店で興味深い話をしました。彼らにとってwindows以外のOSが存在することを理解するのは大変難しいようでした。ある店ではwindowsNTが信頼できると言ってきたり、ある店ではwindowsを消去するのに$200でソフトを買って、Linuxは不安定なのでさらに$300払うことになるなどというのです。私には彼らが一体何を吸ってるのかまったくわかりません。(訳注、これはドラッグでもやってるの?という皮肉でしょうか?)でも、とにかく

一番安いのはうちの店だよといううるさい店員にストレスを貯めながら、サニーベールのマイクロセンターにいきました。そこのセールスマンは大変理解があって彼はLinuxについて知ってるだけじゃなくて安定したOSが欲しいというのもわかってくれました。不幸にも彼は私が買いたいPCからwindows98を取り除くことはできなかったけど、親切で知識がある彼の態度にウィンテルPCを買うことにしました。それに彼は素敵な目をしてたし。 (フォローどうもです>rikaさん)

私が選んだPCはemachinesのeTower 266です。すばらしく安いPCで、トップリストには載ってないけれども、うちのアパートのサーバーとしては十分過ぎるほどでした。

Linuxのインストールで問題が起こりました。CD-romドライブが壊れていたのです。私はマイクロセンターにPCを返して新しいものと交換してもらいました。私は一度もwindowsを起動していなかったのです。というのもフロッピーでRedHat5.2のLinuxを15分ほどでインストールし終わったからです。土曜日にやったので月曜日までPCの製造元にwindowsの返品方法を問い合わせるのを待たなければいけませんでした。そして、私は仕事があったので彼がPCの製造元の技術カスタマーセンターにバンドルしたwindowsの返品の方法を問い合わせました。

彼は何度もカスタマーセンターに電話しました。次の週にも渡って電話しましたが返事はありませんでした。私がサポートの責任者と話したときにemachinesの副社長のジム メルツさんの名前を出されました。1999年の1月4日にメルツさんと話をして私がどうしてwindowsを返品したいのかということとマイクロソフトのEULAの返品条項について読んで聞かせました。メルツさんはEULA(使用許諾契約書)の返品条項を見つけてから電話をかけなおすと言ってました。それから2週間、1999年の1月19日emachinsに電話してようやく受付係りからメルツさんのe-mailアドレスを聞きだしました。

1月19日下記のようなメールをメルツさんに送りました。

拝啓、メルツ様

私は1998年の12月にemachinesのeTower266を買いました。PCで最初にやったことはLinuxをインストールすることでした。だから、そのPCは一度もwindowsで起動していません。そして、emachinesの技術サポートにどうやってwindows98とマイクロソフトworksを返品すればいいのか聞くために電話をしました。emachinesの技術サポートはこのことに関して何も知らないらしく、私は何度も電話をかけていろんな人と話をしました。私のケースナンバーは11789です。最後にやっと技術サポートの責任者と話しができて、彼はあなたに連絡をとるようにと言ってきました。

1999年の1月4日にあなたに電話をして状況を説明しました。そして、あなたはEULAを見つけたらすぐに電話をかけなおすと言っていましたね。ところが未だに連絡を頂いていません。

メルツさん、状況はこみいったものではありません。マイクロソフトのEULAは”EULAに同意しなければソフトウェアはライセンスされないしソフトウェアはつかえません。その場合はPCの製造元に使わなかったソフトウェアの返し方と返金の方法を聞いてください”と書いています。

契約書にあるように何度も返品の方法を聞くために連絡をとりました。私は技術的消費者運動のジェームス・ラブさんとも連絡をとりました。彼は私に州の司法長官に連絡をとるようにと助言してくれました。30日以内にこの問題が解決されない場合は法的行動にでる用意があります。

草々

クリスティーン ショーデール 

二日間、返事を待ちましたが連絡がないので下記のようなメールを送りました。

拝啓 メルツ様

何日か前に送ったe-mailのコピーを添付しました。私はあなたから未だに連絡をもらっていません。もう一度書きますと、私があなたの会社から買ったPCについてきたマイクロソフトのソフトウェアを返品したいのです。

あなたの注意を引くために2、3ニュース記事をのせます。この問題の解決の方向付けになるでしょう。

Zdnetの記事と
http://www.zdnet.com/zdnn/stories/news/0,4586,2189833,00.html, and the article
   Wired Newsの記事です
   http://www.wired.com/news/news/technology/story/17442.html .

ワイアードニュースの記事です。良く読んでみてください。 (日本語版のこちらを引用しました) 

”シャスタク、ジャリル&ヘラー法律事務所で証券・企業財務訴訟を担当しているアーウィン・シャスタク主任弁護士は、ベネット氏の活動が直ちに劇的に実を結ぶことにはならないだろうが、最後には集団訴訟につながる可能性があると語る。  同弁護士はベネット氏の行動に関して、マイクロソフト社とパソコン・メーカーは「(ユーザーの)権利を契約の中で明記していたものの、その契約を履行しなかった」と述べている。「彼らは、ベネット氏が獲得して当然のものを受けることを著しく困難にした。それは実態のない条項だったのだと考えられる。彼らはその条項を実行する手段を用意していなかった。”

この引用文に注意してください。私は何度も技術サポートの担当者にプレインストールソフトウェアの返品もwindowsのライセンスの返金もできないといわれました。それはコンピューターの一部だからということでした。

もう一度言わせてください。私は去年の12月の半ばからソフトウェアを返品しようとし続けてきました。 もし、返品があなたに拒否された場合は、あなたはあなたの会社に契約違反をさせることになります。もし、28日間以内に満足のいく解決がなされなければサンタクララ郡法廷にて法的に行動する準備があります。

この問題を友好的に解決するためにもどうか、なるべく早くご連絡ください。電話かe-mailでご連絡ください。

敬具

クリスティーン ショーデール

彼は1999年の1月25日まで返答してきませんでした。私はすでに法廷での行動の準備をはじめているところでした。

ショーデールさん

ご連絡ありがとうございました。まず、すぐに連絡できませんでしたことをお詫びします。あなたに送っていただいた記事を読みまして、あなたの意見に賛同しました。そして、OEMソフトウェアの値段をしらべました。  

プレインストールソフトウェアの値段は$26になります。どうか、書類やリストアCDも返却してください。下記の住所に送っていただければ小切手で返金いたします。また、小切手の送り先の住所もおしえてください。

Emachinesを購入頂いて誠にありがとうございました。他になにかご質問ございましたらお知らせください。

副社長 ジムメルツ   

ジムにこの問題を理解してくれたことに感謝しています。そして、 助言や励ましをくれたジェ−ムスラブにも感謝します。 

 

学んだこと 

  1. 電話で返品について聞くな。聞いてもe-mailのアドレスを教えてもらえるだけです。
  2. いつe-malを送ったか必ず確認すること、できるなら相手がメールを読んだかどうかも確認する。もし、法的に行動する場合はこれがとても重要になります。
  3. 地元の小額訴訟裁判所の手続きについてしらべておくこと。私が思うには、これはメディアが議論するような大きな訴訟よりもよい方法です       
  4. 何か障害があった場合は気軽に州の司法長官に連絡しましょう

 

(続きがあるのですが、それは後ほど、訳がおそくてすみません。)